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2018/04/23

平成の大修理その4

ヘッドやシリンダーがボーリング屋さんから上がってきたら仕事が忙しくなっちゃって、すっかり春になってしまいました。早く組み上げないと夏になっちゃう(^^;。

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シリンダーヘッドは最小面研、バルブガイド交換、バルブシートカット&すり合わせです。シートリングは交換していません。ガイド穴の修正も含まれています;。

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吸気側から。色からしてカッパー系のガイドですね。詳しい材質はわかりません(^^;。

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これは排気側。精度良く圧入されてるように見えます。

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吸気側。今回はガイドシール付きになりますので、抜けにくいようにウェーブ状に溝が掘ってあります。

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こっちは排気側。同じように加工してあります。

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バルブはステムとエンドのラッピング、そしてバルブフェースの研磨をして貰いました。ステムにごく薄くモリブデンをすり込み、オイルを塗って組み付けます。

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ガイドシールを傷つけないように、コッタの入る溝にセロテープを巻いておきます。ガイドシールにはあらかじめラバーグリスを塗ってあります。

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スペアプラグを保管するための金具がちょうど良いサイズだったので、ガイドシールにかぶせてしっかりと押し込みます。最後はプラハンで軽くたたいて確認しました。どこまで入るか事前に両者の寸法を測っておきましたので、ガイドのフランジから1mmの所で完了です。

続きます。


2018/01/12

平成の大修理その3

今回はピストンとリングについて考察してみます。

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これはフロント側のピストンです。圧縮漏れもなく大変良い状態だと思います。リングの膠着もなく、ひどい摩耗もありません。

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これはリヤ側。同じように良い状態だと思います。リングもきれいです。自由合口スキマもトップリングセカンドリングともに9mm位あります。ところで、私は知らなかったのですが、どうやらトップリングはキーストンタイプ(片側)のようです。

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写真だとわかりにくいですが、下の図のように少しテーパーになっています。

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Webで拾ってきた画像ですが、こんな形です。ですのでリングのサイドクリアランスは、リングをピストンの面まで押し込んだ状態で、リングの下側にシックネスゲージを入れて測定するのが正しいと思います。

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こんな感じです。0.127mmが入って、サービスリミットの0.152が入らないのでまだ大丈夫と判断します。

コンロッドの首振り(横)もフロント側が1.5mm以下で問題なし。というわけで、今回はシリンダー以下はベースのオイル漏れ修理だけで、そのまま組む事にします。

2018/01/01

平成の大修理その2

明けましておめでとうございます。今年が皆様にとって良い年になることを祈っております。

というわけで、ヘッドの分解です。

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自作のバルブスプリングコンプレッサーで問題なく分解できました。ロッカーアームシャフトも供回りすること無く、無事取り出すことが出来ました。

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ロッカーアームシャフトが摩耗している様に見えますが、実際にマイクロメーターで測定してみると、ほとんど計測できない(1/100以下)程度でした。軽くラッピングしてもらう程度で大丈夫でしょう。

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問題はこれ。フロントのエキゾースト側ですが、かなり偏摩耗しています。計測してみるとシャフトとのクリアランスが0.13mmくらいあるので、これはブッシュ交換ですね。ちなみにサービスリミットは0.127mm(0.05in)です。音の原因はここかもしれません。

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これはフロントのエキゾースト側のバルブガイドです。前オーナーが83年頃にマ○バモータースでヘッドをOHして、その時にリン青銅のガイドに変えてます。内面にスパイラルな溝が掘られてますね。ここも結構ガタがあって、0.8mmくらいあります。ガイドは新しい材料で打ち直してもらいましょう。

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こちらはインテーク側。先端をテーパー加工してオイルの侵入を防ごうとしていますね。83年のOHでてっきりステムシール付きに変更されていると思っていましたが、なんと付いてませんでした(^^;。ちなみにこの時のOH代金+車検代金を払えずに宙に浮いていた車両を、私が大借金して肩代わりして購入しました。

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バルブはステムもステムエンドも摩耗はたいしたことなく、フェースの研磨とステムのラッピングで再利用出来そうです。スプリングも自由長から見てへたりはなさそうだったので再利用します。

写真はありませんが、シリンダー内面はきれいなもので、段付き摩耗や深い縦傷もないので、ベース面にひずみがあるようだったら面研してもらうだけにしました。

というわけで年末にボーリング屋さんに持ち込み、お願いしてきました。

その3に続きます。

2017/12/10

平成の大修理その1

気がつくともう年末です。全く一年たつのが早いこと(^^;。
ハーレーは夏に車検を取ったのですが、リヤシリンダベースからのオイル漏れが激しくなり、フロントバンクからのカチャカチャ音も相変わらず。ということでようやく重い腰を上げてエンジンを開けてみることにしました。

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まずはタンクを外し、補器類を外してプッシュロッドまで外したところです。

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本格的に作業するには、いろんな工具を使います。いちいち工具箱に取りに行くのは面倒なので、ツールワゴンを買いました。ちょっと背が高いですが、小ぶりで家のガレージにはちょうどいいです。

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実は34年乗って来て初めて見るピストンヘッド(^^;。これはリヤバンク。

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こっちはフロントバンク。カーボンの付着はそれほどでも無く、乾いています。

その2に続きます。


2017/01/01

謹賀新年

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新年明けましておめでとうございます。
昨年はバイクにあまり触れなかったので、今年はもっといじってあげなければと思っています。

あと何年乗れるかカウントダウンが始まった感じがする今日この頃(^^;。

ということで、本年もよろしくお願い致します。

2016/08/14

お盆のお仕事

以前塗り上がったはずのParillaのタンクですが、目立つところに数カ所大きなゴミが入っていて、「まぁいいか」と思い込ませようとしてたのですが、どうしても許せず、ついに超重い腰を上げて修正塗装しました。

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という事でいきなり完成写真(^^;。今度はうまくいきました。修正したのはシルバー部分の一部です。何しろマスキングが面倒なので、やらなきゃやらなきゃと思いながら7年も経ってしまいました。月日の経つのは早いものです。(^^;。

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