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2018年1月

2018/01/12

平成の大修理その3

今回はピストンとリングについて考察してみます。

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これはフロント側のピストンです。圧縮漏れもなく大変良い状態だと思います。リングの膠着もなく、ひどい摩耗もありません。

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これはリヤ側。同じように良い状態だと思います。リングもきれいです。自由合口スキマもトップリングセカンドリングともに9mm位あります。ところで、私は知らなかったのですが、どうやらトップリングはキーストンタイプ(片側)のようです。

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写真だとわかりにくいですが、下の図のように少しテーパーになっています。

Keystone
Webで拾ってきた画像ですが、こんな形です。ですのでリングのサイドクリアランスは、リングをピストンの面まで押し込んだ状態で、リングの下側にシックネスゲージを入れて測定するのが正しいと思います。

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こんな感じです。0.127mmが入って、サービスリミットの0.152が入らないのでまだ大丈夫と判断します。

コンロッドの首振り(横)もフロント側が1.5mm以下で問題なし。というわけで、今回はシリンダー以下はベースのオイル漏れ修理だけで、そのまま組む事にします。

2018/01/01

平成の大修理その2

明けましておめでとうございます。今年が皆様にとって良い年になることを祈っております。

というわけで、ヘッドの分解です。

Dscn4119
自作のバルブスプリングコンプレッサーで問題なく分解できました。ロッカーアームシャフトも供回りすること無く、無事取り出すことが出来ました。

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ロッカーアームシャフトが摩耗している様に見えますが、実際にマイクロメーターで測定してみると、ほとんど計測できない(1/100以下)程度でした。軽くラッピングしてもらう程度で大丈夫でしょう。

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問題はこれ。フロントのエキゾースト側ですが、かなり偏摩耗しています。計測してみるとシャフトとのクリアランスが0.13mmくらいあるので、これはブッシュ交換ですね。ちなみにサービスリミットは0.127mm(0.05in)です。音の原因はここかもしれません。

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これはフロントのエキゾースト側のバルブガイドです。前オーナーが83年頃にマ○バモータースでヘッドをOHして、その時にリン青銅のガイドに変えてます。内面にスパイラルな溝が掘られてますね。ここも結構ガタがあって、0.8mmくらいあります。ガイドは新しい材料で打ち直してもらいましょう。

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こちらはインテーク側。先端をテーパー加工してオイルの侵入を防ごうとしていますね。83年のOHでてっきりステムシール付きに変更されていると思っていましたが、なんと付いてませんでした(^^;。ちなみにこの時のOH代金+車検代金を払えずに宙に浮いていた車両を、私が大借金して肩代わりして購入しました。

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バルブはステムもステムエンドも摩耗はたいしたことなく、フェースの研磨とステムのラッピングで再利用出来そうです。スプリングも自由長から見てへたりはなさそうだったので再利用します。

写真はありませんが、シリンダー内面はきれいなもので、段付き摩耗や深い縦傷もないので、ベース面にひずみがあるようだったら面研してもらうだけにしました。

というわけで年末にボーリング屋さんに持ち込み、お願いしてきました。

その3に続きます。

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